ゴマ畑の村で挑戦

白い花の咲くゴマ畑が、
見わたすかぎり広がっています。
ドドマ州中央部のゼジェレ村です。

タンザニア・ドドマのゴマ畑


今年からほしいも用の
サツマイモ栽培をはじめる
契約農家さんに会ってきました。


このあたりの降雨量は600mm、
日本の3分の1くらい。
サツマイモの生育にはちょっと足りません。


でも、この農家さんによると、
彼の畑は通年水のある湖に隣接しており、
ポンプで潅水できるから大丈夫なのだとか。

潅水ポンプと農家さん


正直、私は現地に行くまでは気乗りしませんでした。
このあたりでは何度もサツマイモの試験栽培をしていますが、
乾燥が厳しくて収穫まで至りませんでした。


でも村にあるゴマや落花生の畑を見ているうちに、
気が変わりました。


たしかにこの村でのサツマイモ栽培は難しい。
でも成功すれば弊社と契約農家さんの
双方にとって大きなメリットがある。

契約農家と二人三脚

弊社にとっては工場に近い産地だと、
より少ない輸送コストで
ほしいもの原料を調達できます。

 

一方、契約農家さんにとっては、
この乾燥した土地で栽培できる
新たな換金作物を増やすことができます。


以前、JICAプロジェクトで試験栽培していた頃は、
サツマイモが栽培できなければ即ち失敗だった。
でも、今は違います。


今の弊社には、ほしいもだけでなく、
ナッツバー『Kashata』という商品がある。
この商品は今、売上がどんどん伸びており、
原料の安定供給が課題になっています。


だから仮に1-2年はサツマイモが失敗しても、
この村に通いつづけることで、
ゴマや落花生を調達できれば、
弊社にとって十分メリットがあります。


一方、契約農家もサツマイモが失敗でも、
ゴマや落花生の販路を広げられる。
お互いにリスクもメリットも共有しています。

農家と契約栽培についてミーティング


たいがいのことは、実際にやって見なければわからない。
やる前からゴチャゴチャ考えてもしかたない。
やってみてダメならお互い様だよね!


…という感覚が共有できる農家さんだったので、
今年は一緒に栽培に挑戦することにしました。
もちろん、ゴマと落花生の取引もさせてもらいます。



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